卒業の写真コラージュ

一日、ひと揃いの服、同じ建物の前の同じ階段。人がコラージュにする素材のなかでいちばん変化に乏しく、そのことを知っていること自体が解決の大半です。

白紙から作る

旅は二週間と五つの場所をくれます。卒業がくれるのは四時間と式服と中庭ひとつです。どの写真も同じ人が同じ服で同じ壁の前にいるので、その日だけで組んだコラージュは、一枚の写真を何度も撮ったものに見えます。直し方は賢い並べ方ではなく、素材を増やすことで、そしてそれは当日の中ではなく当日より前から来ます。

StudioCollage で作成

以下のコラージュはすべてエディター上でフル解像度で作成されたものです。ひとつ開けば、そこから始められます。

1. 以前の写真を持ち込む

これがこのページの全部で、何かを意味する卒業コラージュと、午後を記録しただけのコラージュを分けるものです。

一年目の写真を一枚。同じ人の四年前、廊下か教室で。式服の隣に置くと、ほかのどの枠よりも効きます。

作業そのものから一枚。午前二時の机、工房、実験室、積み上がった本。誰も意図して撮りませんし、誰でも一枚は持っています。

式服を着ていない人たち。親、同居人、指導してくれた人。卒業は、個人の達成の装いをまとった共同の達成です。

そのうち三枚を当日の三枚と並べれば物語になります。当日から六枚なら、それは肖像写真の一組です。

2. 式服はどの枠にもいる

式服は暗く、つやがなく、形がありません。そしてその日に撮ったどの写真でも、画面の大半を占めます。

いつもより近くで切ってください。全身の式服写真は三分の二が黒い布です。肩で切れば顔が枠を埋めますし、見る人が求めているのはそれです。

背景に気をつけてください。暗い建物を背にした暗い式服には輪郭がありません。後ろに空が入っている屋外の写真は、見た目より価値があります。

色は帽子に運ばせてください。角帽、フードそして花が、その日の唯一の色です。それらが写っている一枚は、写っていない一枚より大きな枠に値します。

3. 何を作るか

一枚のカード。大きな写真を一枚、小さいものを二枚、明るい地。親戚に送られるのはこれで、葉書の大きさで読めなければなりません。

四年間。四枠か六枠を順に、一年目から最後の年まで。この案のいちばん強い形であり、誰も思いつかない形でもあります。

その日そのもの。六枠から九枠、全部入り、上下関係なし。記録としては結構ですが、刷るのはこれではありません。

4. 作ってみる

上からコラージュを選ぶと、そのまま使える状態で開きます。埋める前に、その日より前の写真を二枚探しに行ってください。五分で済みますし、記録と物語を分けるのはそこです。

続きは卒業の手引きに、額に入れるなら、たいていそうなりますが、印刷用のサイズをどうぞ。

卒業のコラージュについてよくある質問

卒業のコラージュが繰り返しに見えるのはなぜですか。

その日が与えてくれるのは、四時間のあいだ一枚の壁の前に同じ服で立つ一人の人だけだからです。どの場面と比べても、いちばん変化に乏しい素材です。直し方は賢い配置ではなく、素材を足すことです。一年目の写真、作業そのものの写真、そして式服を着ていない人たちの写真を足してください。

卒業の写真はどう切ればよいですか。

いつもより近く。式服は暗くて形がなく、全身の写真は三分の二が黒い布なので、肩で切れば顔が本来の場所に戻ります。後ろに空が入っている屋外の写真を優先してください。暗い建物を背にした暗い式服には、輪郭がまったくないからです。

刷るのに向いた卒業コラージュは。

明るい地に大きな写真を一枚と小さいものを二枚、葉書の大きさで読める形です。親戚に送られる版がそれだからです。四年間の版、つまり一年に一枠ずつ順に並べる形がいちばん強い案で、しかもほとんど誰も作りません。

何枚使えばよいですか。

六枚で十分すぎるほどで、そのうち三枚はその日以外から来るべきです。式典の九枠はコラージュというより記録で、額に入れる値打ちがあるのはそちらではありません。

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